セルライト、これが悪魔の正体!
セルライトと脂肪って、一体なにがちがう?
セルライトはほとんど脂肪。
でも普通の脂肪組織ではありません。
脂肪組織がダメージを受けているのです。
皮膚の下には、脂肪組織があり、脂肪細胞の中には、脂肪が詰め込まれ、
つねに分解しては新しいものと入れ替わっています。
運び込まれる脂肪が多く、運び出される脂肪が少ないと、
脂肪細胞は風船のように膨らんでいきます。
これが、"太る"ということなのです。
ところが、セルライト内では正常な脂肪の入れ替えができなくなって
しまうのです。
セルライトのある脂肪組織では・・
細胞と細胞の間に水が溜まり、その中のタンパク質がジェル状になり、
これがコラーゲン繊維の間に入りこんで固まります。
コラーゲンは異常増殖、異常肥大して、柔軟性がなくなり、
太いコラーゲンにがんじがらめにされた脂肪細胞は、
脂肪を放出できなくなってしまいます。
脂肪を放出できないのに、あらたな脂肪は運びこまれてくるから
その部分の脂肪細胞だけが大きくなってしまう・・。
コラーゲンのこわばった部分と脂肪のやわらかい部分への圧力の差で、
皮膚表面は波打つようにデコボコになってしまうのです。
日本人は脂肪細胞の上の真皮が厚いので、欧米人のようには目立たない。
だから、かなり進行するまで気づきにくいのです。
でも、気づかぬうちに・・・
血行はますます悪くなり、運びさられるべき水分や老廃物は組織内で立ち往生。
処理されない毒素が組織にダメージをあたえ続け、
状況はますますひどく、どうにもならない状態になってしまいます。